日経平均は68円46銭安の53751円15銭と3日続落した。米国とイスラエルによるイランへの攻撃から約2週間が経過し、戦闘の早期終結への期待が後退。中東情勢の不透明感を背景に朝方から売りが先行し、軟調な展開となった。3月SQ値(52909円45銭)が下値サポートとして意識された。TOPIXは0.5%安と大型株全般に売りが広がった一方、グロース250は0.74%高と小型・成長系銘柄に物色が向かう二極化の動きが見られた。
日本市場3/16 17:02 JST 時点のデータ
日経平均3日続落、中東懸念で小幅安もグロース250堅調
2026年3月16日の東京株式市場は、中東での軍事衝突の長期化懸念を背景に日経平均が3日続落し68円46銭安の53751円で引けた。TOPIXは0.5%安と軟調だったが、グロース250は0.74%高と小型成長株が相対的に底堅く推移。自動車・半導体セクターへの売り圧力が目立った。ドル円は159円台後半と円安水準で推移した。
日経225
53,751.15
-0.13%
TOPIX
3,610.73
-0.50%
グロース250
763.10
+0.74%
市場概況
セクター動向
自動車セクターはホンダなどの主力株が売られ軟調な展開。半導体・電子部品セクターもルネサスエレクトロニクスなどが下落し弱含み。中東情勢悪化に伴う原油高への警戒や世界景気減速懸念が輸出関連株の重しとなった。一方、グロース250の上昇が示すとおり、中小型の成長銘柄には個別の物色が続き、内需・成長系の一角が相対的に底堅く推移した。
注目銘柄
- Jディスプレイ (6740): +32.97% — 値上がり率上位に急浮上。具体的な材料の詳細は本日の検索情報では確認できず。
- 東洋エンジニアリング (6330): +18.45% — 急騰。材料詳細は確認できず。
- サムコ (6387): +14.53% — 大幅高。材料詳細は確認できず。
- ホンダ (7267): -1.72% — 中東情勢悪化に伴う景気懸念で自動車セクターが軟調。終値1,344.5円。
- ルネサスエレクトロニクス (6723): +0.53% — 半導体セクターが軟調な中、小幅ながらプラスを維持。終値2,474.5円。
為替・金利動向
ドル・円は159円台後半と円安水準で推移した。中東での軍事衝突の長期化懸念がリスク回避のドル買いを後押しした形。ユーロ・円は182円台前半で推移した。日本10年国債利回りは2.21%超と、約1か月ぶりの高水準圏に接近した。
今晩の米国市場の注目点
日本時間21時30分に3月ニューヨーク連銀製造業景気指数(前回7.1、市場予想3.9)、2月鉱工業生産(前月比予想+0.2%)、2月設備稼働率(予想76.2%)が発表される。日本時間23時には3月NAHB住宅市場指数(前回36、予想37)の発表が予定されている。中東情勢を背景にリスクセンチメントが不安定な中、米経済の実態を測る指標として市場の注目度が高い。
