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米国市場3/26 08:45 JST 時点のデータ

中東緊張緩和で全面高、S&P500は6591超え

2026年3月25日の米国株式市場は、米国がイランとの中東紛争停戦に向けた計画を策定中と伝わり地政学リスクが後退、幅広いリスクオン買いが広がった。S&P500は+0.54%、ダウは+0.66%、NASDAQは+0.77%とそれぞれ上昇。国債利回りの低下も株式相場を支援した。エネルギー・素材・公益セクターが主導する形で全セクターが概ね上昇した。

S&P 500
6,591.90
+0.54%
NYダウ
46,429.49
+0.66%
NASDAQ
21,929.83
+0.77%
VIX
25.33

市場概況

3月25日の米国株式市場は3指数そろって続伸。S&P500は+0.54%の6591.9、ダウ平均は+0.66%の46429.49、NASDAQ総合は+0.77%の21929.83で引けた。最大の押し上げ要因は地政学リスクの後退で、米国がイランとの中東紛争停戦に向けた計画を策定しているとの報道を受け、リスク回避姿勢が和らいだ。米10年国債利回りが直近の8か月ぶり高水準から低下したことも株式の追い風となり、幅広い買いが優勢となった。一方、FRBの利下げ期待は引き続き後退しており、近い将来の利下げ実施を見込むトレーダーは少数にとどまっている。VIXは25.33と高止まりしており、市場の不確実性は依然として残っている。

セクター動向

全セクターが概ね上昇する中、エネルギーセクターが約+2%と最大の上昇率を記録した。地政学リスク後退によるコモディティ価格の反落にもかかわらず、エネルギー株は買われた。素材(ベーシックマテリアルズ)セクターおよび公益セクターも約+1%の上昇となった。テクノロジーセクターはNASDAQの上昇を牽引し、大型テック株に買いが集まった。

注目銘柄

  • アマゾン (AMZN): +2.16% — テクノロジー・消費セクター全般のリスクオン買いが波及し上昇。
  • アムジェン (AMGN): +1.58% — ヘルスケアセクターへの資金流入が続き堅調。
  • ボーイング (BA): +1.61% — 中東情勢緩和への期待から航空・防衛関連に買いが入る。

為替・金利動向

ドル円は159.44円付近で推移し、前日比+0.50%のドル高・円安となった。米10年国債利回りは直近の8か月ぶり高水準から低下し、約4.35%近辺で推移した。米ドル指数(DXY)は約99.4と10か月ぶり高水準からは下落した水準で、小幅な値動きにとどまった。国債利回りの低下はリスク資産全般の支援材料となった。

今後の注目点

3月25日(当週)は56件の経済指標、50件の決算発表、12件のIPO価格決定、16件の株式分割が予定されていた。注目決算としてゲームストップ(GME)、スミスフィールド・フーズ、KB Home、ブレイズ(BRZE)、コンセントリクス(CNXC)などが挙げられる。引き続きFRBの政策動向および中東情勢の進展が相場の方向性を左右するとみられ、今後発表される米国の経済指標や高官発言にも注目が集まる。