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日本市場3/27 21:50 JST 時点のデータ

権利付き最終日、日経続落も下げ幅縮小

3月27日の東京株式市場は、前日の米国株安(半導体関連の下落)を受けて売りが先行し、日経平均は一時下げ幅が1,000円を超えた。ただし本日が3月末の権利付き最終売買日にあたり、配当・株主優待を狙った買いが相場を下支えし、日経平均の下げ幅は縮小して終値は前日比-0.43%の53,373.07円。TOPIXはプラス圏を維持し、グロース250は+1.96%と堅調だった。東証プライムの売買代金は概算で7兆9,890億円と活況。

日経225
53,373.07
-0.43%
TOPIX
3,649.69
+0.19%
グロース250
734.40
+1.96%
USD/JPY
159.83
+0.10%

市場概況

3月27日の東京株式市場は売りが先行し、日経平均は午前中に一時下げ幅が1,000円を超えた。前日の米国市場でハイテク・半導体関連株が大幅下落した流れを引き継いだことが主な要因。ただし本日は3月末配当・優待の権利付き最終売買日にあたり、配当取りを狙った買いが下値を支え、午後にかけて下げ幅を縮小。日経平均の終値は53,373.07円(前日比-0.43%)と続落した。一方、TOPIXは+0.19%とわずかにプラス圏を維持し、グロース250は+1.96%と堅調。東証プライムの売買代金は概算7兆9,890億円、売買高は26億7,013万株と高水準となった。

セクター動向

前日の米国市場での半導体・情報技術セクターの下落(情報技術-2.74%)を引き継ぎ、東京市場でも半導体関連株を中心とした電機・精密機器セクターが売り優勢で軟調に推移した。一方、グロース250が+1.96%と相対的な強さを示し、中小型成長株には権利付き最終売買日の買いが集まったとみられる。エネルギーセクターは前日の米国市場でエネルギーが+1.57%と上昇したことを受け、石油関連株に買いが波及した模様。内需・ディフェンシブ系セクターも配当取り需要に支えられ、相対的に底堅い展開となった。

注目銘柄

本日の個別銘柄の具体的な値動き・コードについては検索で確認できた情報が限定的でした。確認できた動向として、前日の米国株安の影響で半導体・電子部品関連株が幅広く売られた一方、権利付き最終売買日の配当取り需要を背景に高配当株や優待銘柄には買いが集まった。グロース250構成銘柄など中小型成長株は指数全体の上昇(+1.96%)を牽引した。

為替・金利動向

ドル円は159円台後半で推移し、159.83円(前日比+0.1%)で終値を形成した。市場では157円付近に厚い買い注文、160円付近に厚い売り注文が集中しており、160円をめぐる攻防の展開が続いている。トランプ米大統領が交渉期限の延長を発表したことも背景にあるとされる。イランが米国の停戦・和平案を正式に拒否したと伝わり地政学リスクへの警戒が再燃、原油先物が急騰したことでインフレ再燃懸念もドルの支援材料となった。ユーロ円・日本10年国債利回りの具体的数値については本日の確認情報が得られなかった。

今晩の米国市場の注目点

最大の焦点は地政学リスクの展開。イランが米国の停戦案を拒否したことで中東情勢の緊迫が高まっており、リスクオフの流れが継続するか注目される。原油価格の動向もインフレ・金融政策見通しに影響するため引き続き警戒が必要。また本日は3月末・四半期末の最終週の金曜日にあたり、機関投資家によるポートフォリオリバランス(ウィンドウドレッシング)が相場の方向性に影響を与える可能性がある。前日の大幅下落(ナスダック100・S&P500)の後、自律反発の動きが出るかどうかも注目点となる。