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日本市場6/18 18:34 JST 時点のデータ

日経平均が71053円で最高値更新、半導体・AI株が全面高

6月18日の東京株式市場は幅広い銘柄が上昇し、日経平均株価は前日比1.65%高の71,053.49円で引けた。前日の米半導体株高と中東情勢の緊張緩和を背景にリスクオンが継続し、半導体製造装置・精密機器セクターが上昇を牽引した。一方、業績悪化が嫌気された自動車部品や来期ガイダンスへの失望売りも目立った。

日経225
71,053.49
+1.65%
TOPIX
4,068.18
+1.37%
グロース250
715.81
+0.47%

市場概況

6月18日の東京株式市場は全面高となり、日経平均株価は前日比1.65%高の71,053.49円で大引けた。TOPIXは前日比1.37%高の4,068.18ポイント、グロース250指数は0.47%高の715.81ポイントで終了した。前日の米国市場での半導体株高および中東情勢の緊張緩和を好感したリスクオン基調が継続し、株価指数先物やAI・半導体関連株を中心に買いが広がった。後場中ごろには利益確定売りが出て上値を一時抑える場面もあったが、全体として堅調な相場展開となった。

セクター動向

半導体製造装置・精密機器セクターが全体をリードした。Vテクノロジー、マルマエ、タツモなど中小型の半導体装置・関連部品メーカーが軒並み10%超の急騰を記録した。化学セクターでは荒川化学工業が半導体・AI関連材料向け事業の好調な業績を背景に大幅高となった。IT・情報通信セクターではリンクユーグループが2桁上昇する一方、ブイキューブは急落と明暗が分かれた。自動車部品セクターは武蔵精密工業の大幅安が際立ち、セクター全体でも弱い動きとなった。ゲーム・エンターテインメントではコナミグループが来期業績見通しの低成長を嫌気して急落。電子部品の大真空も大幅安となった。

注目銘柄

  • Vテク (7717): +14.75% — 本日の四半期決算発表が材料視され、年初来高値を更新。5月12日発表の本決算では経常利益見通しが前期比122.1%増の42億円と大幅増益予想を示しており、半導体関連の露光装置・検査装置需要の回復期待と相まって買いが加速した。
  • マルマエ (6264): +12.80% — 6月11日に2026年8月期通期純利益を33億円へ上方修正し、増配も同時発表。半導体ウエハーや精密部品向け加工需要の回復が業績を牽引しており、上方修正材料を継続的に評価した買いが続いた。
  • 荒川化 (4968): +12.26% — 2026年3月期連結決算で営業利益が前期比136.4%増と大幅増益を達成。機能性コーティング事業とファイン・エレクトロニクス事業が半導体・AI関連の旺盛な需要を取り込んでおり、好調な業績を評価した買いが入った。
  • 武蔵精密 (7220): -17.47% — 2026年3月期連結決算(5月12日発表)で親会社帰属純利益が前期比83.8%減の12億円にとどまった。欧州での構造改革費用が重荷となったほか、2027年3月期は売上高3,350億円(前期比3.5%減)・営業利益185億円(同9.9%減)の減収減益予想に加え、年間配当を10円減配の40円とする方針が改めて嫌気され、売りが膨らんだ。
  • コナミG (9766): -8.70% — 2026年3月期は親会社帰属純利益が前期比33.9%増の1,000億円と過去最高益を更新したものの、2027年3月期の同利益予想が前期比約1%増の1,010億円にとどまり、4期連続最高益更新見通しながら成長率の大幅な鈍化が失望を招き、利益確定・失望売りが先行した。

為替・金利動向

本日のドル円(USD/JPY)の終値データは確認できなかった。直近の為替市場では円安傾向が続き、160円台での推移が報じられていた。日銀の利上げペースに関する思惑が引き続き意識される中、米国のインフレ動向を巡る不透明感から米長期金利は高止まりが続いている。米10年物国債利回りの動向が日本の金利・為替市場に影響を与えやすい状況にあり、日本10年国債利回りの動向とともに引き続き注視が必要となっている。

今晩の米国市場の注目点

米国市場ではFOMC(連邦公開市場委員会)の政策スタンスや、消費者物価指数(CPI)など物価関連指標の動向が引き続き焦点となる。AI・半導体関連株(NVIDIA等)の株価動向は翌日の東京市場のセンチメントに直結するため、特に注目度が高い。また、中東情勢に関する新たな報道がリスクオン・オフのムードを左右する可能性もある。原油価格の動向とそのインフレ再燃リスクへの影響も合わせて注視したい。