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個別銘柄の決算分析はnoteで公開中

日本市場8/4 17:43 JST 時点のデータ

日経平均反発、AI買い一方円高警戒で伸び悩む

日経平均は反発し63957.53円(+0.32%)で終了。AI・半導体・データセンター関連株が買われた一方、日米協調とみられる為替介入による円高警戒から自動車・商社株が売られ上値は限定的。グロース250は+2.35%と大幅高。個別ではJPMCやトーメンデバイスが決算好感で急騰、JVCケンウッドは決算発表後に急落した。

日経225
63,957.53
+0.32%
TOPIX
3,961.78
+0.04%
グロース250
703.82
+2.35%

市場概況

日経平均株価は反発し、前日比202円63銭高(+0.32%)の63957円53銭で取引を終えた。TOPIXも小幅続伸し3961.78(+0.04%)で引けた。買い先行で始まったものの、日中は伸び悩む場面もあった。AI・半導体・データセンター関連株への物色が指数を押し上げた一方、アジア時間に発生した日米協調とみられる為替介入(円買い・ドル売り)を受けた円高進行への警戒感から、業績への影響が懸念される自動車株や商社株に売りが出て上値を抑えた。グロース250指数は+2.35%の703.82と大幅高となり、新興市場では値動きの荒い展開が続いた。

セクター動向

AI需要拡大を背景に半導体・電子部品・データセンター関連セクターへの資金流入が目立ち、グロース市場を中心に指数を押し上げた。一方で、為替介入による円高進行を警戒し、輸出関連の自動車株や商社株には利益確定・持ち高調整の売りが出た。個別では決算を材料にした物色が活発で、大幅増益・上方修正を発表した企業に買いが集中する一方、決算内容が市場の期待に届かなかった銘柄は急落するなど、明暗が分かれる展開となった。

注目銘柄

  • JPMC (3276): +21.95% — 賃貸マンション主体の不動産サブリース事業が堅調で、26年12月期第1四半期は経常利益が前年同期比+17.0%の8.4億円と大幅増益。上期計画に対する進捗率も59.9%に達し、好決算を好感した買いが集まった。
  • トーメンデバ (2737): +19.12% — 27年3月期第1四半期はAI需要拡大に伴う半導体メモリ価格上昇を受け、売上高が前年同期比286.4%増の3956億円、営業利益222億円と急拡大。通期業績予想の上方修正も好感され急騰した。
  • ダイトロン (7609): +15.92% — 26年12月期中間期は生成AI・データセンター投資拡大を追い風に売上高+22.2%、営業利益+35.5%、中間純利益+39.2%の大幅増収増益決算を発表し、ストップ高水準まで買われた。
  • JVCケンウ (6632): -18.41% — 前日8月3日発表の27年3月期第1四半期決算を受けて売りが優勢となった。決算内容の詳細な下方修正材料までは確認できないが、決算発表を受けた需給要因による急落とみられる。
  • 三井E&S (7003): -8.02% — 2026年5月14日開示の27年3月期通期業績予想で、固定費増加により営業利益が前期比15.0%減となる見通しが示されており、この減益計画への警戒感が引き続き重荷となっている可能性がある。26年3月期第3四半期時点では舶用推進システムなどが好調で増収増益だったが、市場は先行きの費用増を警戒し利益確定売りが出た。

為替・金利動向

ドル円は1日を通じて乱高下した。アジア時間には日米当局による協調介入とみられる大規模な円買い・ドル売りが観測され、一時155.218円まで急伸(円高進行)。その後のNY時間には円売り・ドル買いが優勢に転じ、終盤にかけて157.220円まで反落して引けた。東京市場では1ドル=157円台前半を軸にもみ合う展開が予想されていた。日米による追加の為替介入への警戒感が上値を抑える一方、円を積極的に買う材料も乏しく、方向感の乏しい値動きとなった。

今晩の米国市場の注目点

前日8月3日のS&P500は、トランプ大統領がイランへの攻撃を見送り交渉方針を示したことで中東情勢の緊迫化懸念が後退し、米国債利回りの低下も追い風となって前日比+1.48%(110.78ポイント高の7600.50)と大幅上昇した。今週は主要企業の決算発表が相次いで予定されているほか、週末には7月の米雇用統計の発表が控えており、市場の関心が集まっている。