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日本市場8/5 17:44 JST 時点のデータ

日経平均3.66%高、AI半導体ラリー復活で66300円

5日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、前日比2342円91銭(3.66%)高の6万6300円44銭で取引を終えた。約2週間ぶりの高値を回復した。米国株高と日米企業の好決算を受けAI・半導体株が復調。TOPIXは2.13%高、グロース250は2.78%高。イビデンや荒川化学、ヤマハ発動機は好決算で急伸、シグマクシスや横河電機は決算を嫌気し急落した。

日経225
66,300.44
+3.66%
TOPIX
4,046.17
+2.13%
グロース250
723.41
+2.78%

市場概況

5日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、前日比2342円91銭(3.66%)高の6万6300円44銭で取引を終えた。7月23日以来、約2週間ぶりの高値水準を回復した。前日(8月4日)の米国株式市場でNYダウが前日比907.47ドル高(+1.71%)の5万4085.88ドルと4営業日続伸して史上最高値を更新し、ナスダック100も+3.32%、S&P500も+1.79%と大幅高となったことが、東京市場の投資家心理を改善させた。米国とイランの外交的解決に向けた協議が合意に近づいているとの観測からリスク選好姿勢が強まったほか、日米企業の好決算を手がかりにAI・半導体関連株への買いが集中し、東京エレクトロンやアドバンテストが大幅高となった。TOPIXは前日比2.13%高の4046.17、グロース250は2.78%高の723.41と、いずれも大幅に上昇した。

セクター動向

日米で発表された好決算を材料に、AI・半導体関連株が全面高となった。東京エレクトロンやアドバンテストが大幅高となったほか、キオクシアホールディングスやソフトバンクグループも買われるなど、半導体サプライチェーン関連銘柄に物色が広がった。個別企業の好決算を受けた輸送用機器(ヤマハ発動機)、化学(荒川化学工業)、電子部品(イビデン)の各セクターでも大幅高となる銘柄が相次いだ。日本製鉄は業績予想の上方修正を受けて5営業日ぶりに反発するなど、素材セクターにも好決算を材料にした買いが入った。グロース市場もグロース250指数が5日続伸となり、中小型株にも資金が流入した。

注目銘柄

  • イビデン (4062): +24.49% — 8月4日発表の2027年3月期第1四半期決算で売上高26.4%増、営業利益52.4%増、純利益40.8%増と大幅増益。生成AI向けICパッケージ基板の需要拡大が背景で、電子部門に3年で約500億円を投資する計画も好感された。
  • 荒川化 (4968): +20.65% — 8月4日発表の2027年3月期第1四半期決算で売上高12.0%増、営業利益140.3%増、純利益143.2%増と急拡大。半導体・AI関連需要の拡大がロジン系化学品を手掛ける同社の業績を押し上げた。
  • ヤマハ発 (7272): +19.46% — 8月4日発表の2026年12月期上半期決算で純利益が前年同期比2.1倍の1139億円となり、通期純利益予想を1000億円から1700億円へ70%上方修正。二輪車販売の好調と営業利益率の改善(6.2%→12.5%)が背景。
  • シグマクシス (6088): -12.07% — 8月4日発表の2027年3月期第1四半期決算で売上高10.1%減、営業利益24.1%減、経常利益25%減の12.9億円と減収減益。大型アウトソーシング案件の減少や子会社の連結除外が響いた。
  • 横河電 (6841): -10.04% — 8月4日発表の第1四半期決算で営業利益は前年比1.8%増の165億円と市場予想をやや上回ったが、通期営業利益予想850億円(前期比3%増)を据え置いたため、900億円超を期待していた市場の期待に届かず失望売りが優勢となった。AIデータセンター関連の受注は好調としている。

為替・金利動向

5日のドル円相場はアジア時間に157円台後半で推移した。前日のニューヨーク市場では157.958円まで上昇した後、6月米JOLT求人件数の減少を受けた米長期金利の低下からドル売りが優勢となり157.201円まで下落、その後157.839円まで買い戻される展開となった。5日のアジア時間には中東情勢の和解期待によるドル売りと、リスクオンによる円売りが交錯し、157円台後半でのもみ合いとなった。背景として、2022年以降の米利上げにより米長期金利が4%台で推移しており、日米の金利差拡大が円安基調の主因となっている。

今晩の米国市場の注目点

5日の米国市場では、日本時間21:15に7月のADP雇用統計、22:45に7月のS&Pグローバル・サービス業・総合PMI改定値、23:00に7月のISM非製造業景況指数の発表が予定されている。前日(8月4日)の米国株式市場は、米国とイランの外交的解決観測を背景にリスク選好が強まり、NYダウが+1.71%、ナスダック100が+3.32%、S&P500が+1.79%とそろって大幅高となり、NYダウとS&P500は最高値を更新した。決算面ではパランティアが市場予想を上回る決算を発表し株価が約30%急伸するなど好決算銘柄への物色が続いており、今晩も好決算銘柄への反応や上記経済指標の結果が相場の方向性を左右する注目点となる。