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個別銘柄の決算分析はnoteで公開中

日本市場10/1 17:43 JST 時点のデータ

日経平均3.3%高、マイクロン好決算で半導体株急伸

日経平均は3.3%高の68,956.72円と続伸し、約1カ月半ぶりに6万8000円台を回復した。米マイクロンの好決算を受けて半導体関連が相場を主導した。個別ではPHCHDが東邦HDの買収提案報道で急騰し、ニデックは監査法人の意見不表明で急落した。

日経225
68,956.72
+3.30%
TOPIX
4,131.98
+0.57%
グロース250
802.34
+0.27%

市場概況

10月1日の東京株式市場で日経平均は続伸し、終値は68,956.72円(前日比+3.3%)となった。終値で6万8000円を上回るのは8月17日以来、約1カ月半ぶり。米メモリー大手マイクロン・テクノロジーが市場予想を上回る決算と見通しを発表し、AIデータセンター向けの旺盛な需要が意識された。これを受けて半導体関連株に買いが集中し、指数を押し上げた。午前の終値は前日比1,602円高の68,355円だった。TOPIXは+0.57%の4,131.98、グロース250は+0.27%の802.34。日経平均の上昇率がTOPIXを大きく上回っており、指数寄与度の高い半導体関連への集中が見て取れる。

セクター動向

半導体・AI関連が最も強かった。マイクロンの決算でAI向けHBM需要の拡大が改めて意識され、半導体製造装置や電子部品が軒並み買われた。上昇率上位にはレーザーテック、アドバンテスト、イビデン、さくらネットが並んだ。一方、ニデック(電気機器)の急落や、ニッコンHD(陸運)、Aクリエイト、メンバーズの下落が目立った。いずれも個別材料による下げとみられる。

注目銘柄

  • PHCHD (6523): +17.76% — 東邦HDから完全子会社化を視野に入れた非拘束の初期的な買収提案を受領したと開示した。買収プレミアムやTOBへの思惑から買われ、約4年ぶりの高値水準まで上昇した。
  • レーザーテク (6920): +11.14% — マイクロンの好決算と、AI向けHBM需要の拡大が意識された。半導体製造装置の代表格として買いが集まった。
  • さくらネット (3778): +10.50% — マイクロン決算を受けたAI・半導体関連への買いに連動した。同社は2027年3月期第1四半期にGPUインフラサービスの拡大で売上高が前年同期比48.6%増の111億円と過去最高になっており、AI関連の成長株として物色された。
  • アドテスト (6857): +9.78% — マイクロンが市場予想を上回る売上高・利益と見通しを示し、半導体テスト装置への需要期待から大幅続伸した。
  • イビデン (4062): +8.75% — 個別の材料は確認できなかった。マイクロン決算を受けたAI関連・半導体関連株への買いが波及したとみられる。AI向け半導体パッケージ基板を手掛ける事業内容からも、この地合いの恩恵を受けやすい。
  • メンバーズ (2130): -16.30% — 前日に2026年度の業績予想を大幅に下方修正した。通期営業利益は25億円から2億円へ引き下げた。上期は3.2億円の黒字予想から4.3億円の赤字へ転落する見通しで、下方修正が想定以上だったとして売られ、ストップ安となった。
  • Aクリエイト (8798): -15.24% — 東証が9月29日に特別注意銘柄に指定し、上場契約違約金の徴求を発表した。過去の広告取引やソフトウェア資産をめぐる会計上の不適切な処理も開示しており、通期予想は黒字から赤字へ修正されている。信用不安と内部管理体制への懸念が売りにつながった。
  • ニッコンHD (9072): -12.69% — 当日の直接材料は確認できなかった。以前から、ベインなどが非公開化に向けた2次入札を検討し、割引TOBの可能性があると報じられており、これが売り材料として意識されている可能性がある(報道日は未確認)。出来高は通常比で約6倍に膨らみ、需給の悪化も大きかった。
  • ニデック (6594): -10.83% — 2026年3月期の有価証券報告書で、監査法人が連結財務諸表に対して「意見不表明」とした。上場廃止リスクへの警戒が広がった。約1兆円規模の減損計上報道も重なり、年初来安値を更新した。
  • 化工機 (6331): -6.83% — 要因は確認できなかった。ランキング上の下落率のみ記載する。

為替・金利動向

東京市場の午後、ドル円はじり高となり、一時158円30銭まで上昇した。米金利と原油は失速している。ドル円の終値データは取得できなかった。新発10年物国債利回りは3.095%(前日比+0.035%)だった。ユーロ円の水準は確認できなかった。

今晩の米国市場の注目点

今晩は米国で9月のISM製造業景況指数が発表される。市場予想は55.0、前回は54.6で、50が景気判断の分岐点となる。明日には米雇用統計の発表が控えており、様子見ムードが強まる可能性がある。また、マイクロンの決算を受けた米国のAI・半導体関連株の反応も、引き続き東京市場の半導体株を左右する要因として注目される。