15日の東京株式市場で日経平均は大幅続落し、終値は前日比3318.34円安(-4.9%)の64425.95円となった。下げ幅は歴代3位。TOPIXは3999.34(-2.38%)、グロース250は756.53(-3.21%)と、値がさの半導体関連が集中する日経平均の下げが際立った。背景として、前日14日の米国で9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回り追加利上げへの警戒が強まり、ナスダック総合指数や半導体株指数(SOX)が下落したことが挙げられている。日本経済新聞は、米新興クラウド企業コアウィーブの社債価格の急落を引き金に、AIインフラ投資の減速懸念が意識されたと報じている。東証プライムの売買代金は約10兆1401億円。
日本市場10/15 18:30 JST 時点のデータ
日経平均3318円安、米CPI上振れと半導体安で歴代3位の下げ
日経平均は前日比4.9%安の64425.95円と大幅続落。下げ幅3318円は歴代3位。米CPI上振れと半導体株安、コアウィーブ社債急落を受けたAIインフラ投資減速懸念が重荷。アドテストが指数を約1213円押し下げた。
日経225
64,425.95
-4.90%
TOPIX
3,999.34
-2.38%
グロース250
756.53
-3.21%
市場概況
セクター動向
米半導体株安が国内の値がさ半導体関連株に波及し、半導体・電子部品関連が売りの中心となった。値下がり寄与トップのアドバンテスト(6857)は1銘柄で日経平均を約1213円押し下げた。一方、医薬品や小売など内需・ディフェンシブ関連には資金が向かった(株探)。ランキング上でも、下落上位に半導体・電子部品関連(アドテスト、SUMCO、メイコー、ヨコオ)が並び、上昇上位には医薬品(住友ファーマ)や小売・外食(良品計画、サイゼリヤ)が入った。
注目銘柄
- アドバンテスト (6857): -14.96% — 米半導体株安とAIインフラ投資減速懸念を受けた売りが集中。日経平均の値下がり寄与トップで、1銘柄で約1213円分の押し下げ要因となった。
- SUMCO (3436): -13.85% — 個別材料は確認できていないが、米半導体株安が国内半導体関連に波及した流れの中で、半導体シリコンウエハーを手がける同社にも売りが広がったとみられる。
- IDOM (7599): -20.07% — 当日の個別材料は検索では確認できなかった。市場全体が大幅安となる中での大幅下落で、値下がりランキング首位。要因の断定は控える。
- 住友ファーマ (4506): +15.81% — 個別材料は確認できていないが、半導体株が売られる中で医薬品などディフェンシブ関連に資金が向かった地合いが背景にあるとみられる。
- 良品計画 (7453): +9.51% — 同社の本決算発表は10月14日に予定されていたと確認でき、決算内容の織り込みが続いた可能性がある。あわせて、内需・小売への資金シフトも追い風とみられる。(決算内容自体は検索で確認できていない)
為替・金利動向
ドル円は本日の確定データがなく、検索でも当日の水準を確認できなかったため記載しない。ユーロ円および日本10年国債利回りについても、当日の数値は確認できていない。なお、前日の米CPI上振れで米国の追加利上げ警戒が強まったことが、市場の主な材料として報じられている。
今晩の米国市場の注目点
今回の調査では、今晩の米国市場の具体的な経済指標・決算発表の予定は確認できなかった。注目点としては、前日の米CPI上振れを受けた米金融政策への見方、ナスダックやSOXなど半導体株の動向、コアウィーブの社債価格などAIインフラ投資への懸念が続くかどうかが挙げられる。日本時間の本日、東京市場で急落した半導体関連株の反応も確認したい。
