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米国市場10/23 07:02 JST 時点のデータ

AI投資懸念でNASDAQ急落、ダウは続伸

10月22日の米国株はAI関連支出への懸念でNASDAQが1.57%安、S&P500が0.64%安となった一方、ダウは0.71%高で引けた。VIXは9.94%上昇の19.03。決算ではSpotifyとRoperが急騰し、Carpenter、Moderna、Nokiaが急落した。

S&P 500
7,663.43
-0.64%
NYダウ
52,867.98
+0.71%
NASDAQ
26,008.86
-1.57%
VIX
19.03
+9.94%

市場概況

10月22日の米国株式市場では、S&P500が7,663.43(-0.64%)、NASDAQ総合が26,008.86(-1.57%)と下落した。ダウ平均は52,867.98(+0.71%)と上昇し、ハイテク株とそれ以外で明暗が分かれた。VIX指数は19.03(+9.94%)に上昇した。

下落の背景はAI関連支出への懸念の再燃である。報道によれば、MetaはAI拡大の資金調達を目的に議決権のない株式を発行すると発表して売られ、Teslaは年間設備投資見通しを引き下げたことが嫌気された。これらを受けてハイテク株が売られ、NASDAQは6月初め以来の大幅な下げになったとの報道がある。また、原油価格が5カ月ぶり高値に上昇したことも相場の重しとなったと報じられている。なお、PCR(プットコールレシオ)は自動取得できず、確認できなかったため記載していない。

セクター動向

半導体を中心にハイテク株が大きく売られた。報道では、Intel、AMD、Sandisk、Marvellがいずれも8%超下落し、フィラデルフィア半導体指数は日中に5%超下げた場面があった。AI関連の設備投資の持続性に対する懸念が、AI関連銘柄の売りにつながった。

一方、ダウ平均は上昇しており、資本財・産業関連の一部では好決算を受けた買いが入った(Roper Technologies、Allegion、Ryder、Waste Connectionsが値上がり上位に入った)。エネルギー面では原油高の報道があった。そのほかのセクター別の騰落率は、検索では確認できなかった。

注目銘柄

  • Spotify Technology (SPOT): +11.10% — 7-9月期決算で有料会員数が306百万人となり、会社予想の305百万人を上回った。営業利益は672百万ユーロ(会社予想670百万ユーロ)だった。10-12月期の営業利益見通しは820百万ユーロで、市場予想の813百万ユーロを上回った。この見通しが株価上昇の主因と報じられている。
  • Roper Technologies (ROP): +9.73% — 7-9月期の調整後1株利益は5.89ドルで、市場予想の5.79ドルを上回った。通期の調整後1株利益見通しは22.35〜22.40ドルに引き上げられ(従来は22.15〜22.30ドル)、3カ月で2度目の上方修正となった。
  • Carpenter Technology (CRS): -20.62% — 2027年度第1四半期は、1株利益が3.25ドルと市場予想の3.04ドルを上回り、営業利益も同四半期として過去最高の196.4百万ドルとなった。しかし売上高は798.2百万ドルで、市場予想の約830.9百万ドルを下回った。売上未達が嫌気された。経営陣は、前四半期からの減収は計画的な予防保守によるもので、需要減ではないと説明している。
  • Moderna (MRNA): -17.57% — Merckと開発中のがんワクチンの試験データの一部が、ESMO(欧州臨床腫瘍学会)での発表予定を前に、医療ニュースサイトに早く掲載された(その後削除)。その後に公表された全データでは、Keytruda単独と比べて再発・死亡リスクが42%低下した。内容は市場予想比で良好と報じられたが、数カ月続いた株価上昇の後で「材料出尽くし」の売りが出たとの分析がある。
  • Nokia (NOK): -14.81% — 7-9月期の調整後営業利益は605百万ユーロで市場予想を大きく上回り、AI・クラウド顧客からの受注も増加した。しかし、フリーキャッシュフロー転換率の見通しを35〜55%に引き下げ(従来は55〜75%)、年間のリストラ費用の想定も11億ユーロに引き上げた。2027年向けの供給確保のため運転資本に400百万ユーロを追加投入することも明らかにした。このキャッシュフロー見通しの引き下げが売りの主因とされる。

為替・金利動向

10月22日のドル円、米10年国債利回り、ドルインデックスの終値は、検索では確認できなかったため記載しない。市場報道では、原油価格が5カ月ぶり高値に上昇し、株式から債券へ資金が動いたとされているが、具体的な利回り水準は確認できていない。

今後の注目点

Modernaは、がんワクチンの詳細データがESMO(欧州臨床腫瘍学会)で10月24日(土)に発表される予定と報じられている。市場では、AI関連の設備投資や収益化に対する見方と、原油価格の動向が焦点となる。AI関連企業の決算発表が続くなか、ハイテク株の反応が注目される。今後の経済指標や決算の具体的な日程は、今回の検索では確認できなかった。