Market Pulse
note

個別銘柄の決算分析はnoteで公開中

日本市場10/26 18:47 JST 時点のデータ

日経平均3日続落、GMO系は不正アクセス問題で急落

日経平均は503円51銭安の6万2189円65銭で3日続落し、7月30日以来の安値水準。AI・半導体関連に売りが出た。TOPIXは小幅高、グロース250は1.18%上昇した。GMO系3銘柄は不正アクセス問題で大きく下落した。

日経225
62,189.65
-0.80%
TOPIX
3,972.98
+0.18%
グロース250
763.49
+1.18%

市場概況

26日の日経平均株価の終値は6万2189円65銭で、前週末比503円51銭安(-0.8%)でした。3日続落で、7月30日以来、約3カ月ぶりの安値水準です。共同通信は、AI関連ビジネスの将来性への懸念からハイテク株が売られたと伝えています。株探のマーケット日報によると、寄り付き直後は600円安まで売られましたが、6万2000円の心理的節目は割り込まず、徐々に落ち着きました。一方、TOPIXは7.17ポイント高の3972.98(+0.18%)、グロース250指数は763.49(+1.18%)で、日経平均の下落とは対照的に上昇しました。

セクター動向

AI・半導体関連などハイテク株に売りが出て、値がさ株の比重が高い日経平均を押し下げました。TOPIXが上昇したことから、ハイテク以外には買いが入ったとみられます。個別のセクター別騰落率は、今回の調査では確認できていません。値下がり上位にはGMO系の3銘柄(情報・通信)が入り、値上がり上位には電子部品のKOA、医薬品卸のメディパル、プラント関連の東洋エンジが並びました。

注目銘柄

  • GMO (9449): -15.65% — 傘下企業が提供する外国為替証拠金取引(FX)のクラウドサービスで不正アクセスが起き、利用者の口座に身に覚えのない操作が確認されました。顧客への補償費用や業績への影響を懸念した売りが広がり、終値は3179円(共同通信系報道)でした。午前中には一時11%超下落しています。
  • GMOインタ (4784): -14.87% — 同じ不正アクセス問題が要因で、グループ会社として連想売りを受けました。終値は418円と報じられています。
  • スタンレー (6923): -7.18% — 当日の個別材料は確認できませんでした。10月16日終値は3,673円でした。直近の2027年3月期第1四半期は売上高が増加した一方、経常利益は前年同期比6.6%減でした。また、この日はAI・半導体関連を中心にハイテク株が売られており、自動車部品・電装株にも売りが波及した可能性があります(推測)。
  • KOA (6999): +11.22% — 当日の個別材料は確認できませんでした。中間決算発表が10月23日に予定されていたと確認できており、その内容を受けた見直し買いの可能性があります(推測)。同社は52週の株価レンジが855〜3,275円と値動きが大きい銘柄です。
  • メディパル (7459): +5.93% — 当日の個別材料は確認できませんでした。9月25日に52週高値3,182円を付けるなど高値圏で推移しており、ハイテク株が売られる中で、ディフェンシブな医薬品卸に資金が向かった可能性があります(推測)。

為替・金利動向

ドル円の確定データは取得できておらず、為替・日本10年国債利回りについて本日の値動きを確認できた情報はありません。

今晩の米国市場の注目点

今晩の米国市場の経済指標や決算発表の予定は、今回の調査では確認できていません。本日の東京市場ではAI関連ビジネスの将来性への懸念からハイテク株が売られたため、米国市場でもAI・半導体関連株の動向が注目されます。なお、GMO系の不正アクセス問題では、攻撃者が100万ドルを要求し、期限は27日正午と報じられています(CRYPTO TIMES)。