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米国市場10/27 07:01 JST 時点のデータ

米株3指数上昇、AI買い再燃もブラジル株は大暴落

10月26日の米国株は主要3指数がそろって上昇し、S&P500は0.70%高、NASDAQは0.82%高。AI関連買いが再燃した。VIXは18.39へ低下。一方、ブラジル大統領選でルラ氏が勝利し、イタウやペトロブラスなどブラジル関連ADRが急落した。

S&P 500
7,676.77
+0.70%
NYダウ
52,361.58
+0.28%
NASDAQ
26,169.38
+0.82%
VIX
18.39
-5.45%

市場概況

10月26日の米国株式市場は主要3指数がそろって上昇しました。S&P500は7,676.77(+0.70%)、ダウ平均は52,361.58(+0.28%)、NASDAQ総合は26,169.38(+0.82%)で取引を終えました。Yahoo Financeによると、S&P500とNASDAQは前週まで2週連続で下落していました。この日は反発となりました。

上昇の背景として、Anthropicの新規株式公開(IPO)申請をきっかけにAI関連トレードへの楽観が再燃したことが報じられています。また、今週は大手テクノロジー企業の決算が相次ぐほか、連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定も控えており、市場はこれらを見極める展開でした。恐怖指数のVIXは18.39(-5.45%)に低下しました。

なお、同日にはブラジル大統領選の決選投票でルラ氏が勝利しました。ブラジル市場は急落し、米国市場に上場するブラジル関連ADRも大きく売られました。

セクター動向

AI・半導体・光通信関連が買われました。値上がり上位には光通信部品のルメンタム(LITE)が入り、+8.19%でした。データセンター向けの設備工事を手がけるコンフォート・システムズ・USA(FIX)も+7.18%と上昇しました。

エネルギーでは、天然ガス生産のレンジ・リソーシズ(RRC)が+17.66%と大幅高でした。一方、ブラジル関連が急落しました。金融のイタウ・ウニバンコ(ITUB)とヌー・ホールディングス(NU)、エネルギーのペトロブラス(PBR・PBR-A)が値下がり上位に並びました。信用情報・スコアリングのフェア・アイザック(FICO)も-13.15%と大幅安でした。

セクター別の騰落率は、今回取得した情報の範囲では確認できませんでした。

注目銘柄

  • Range Resources (RRC): +17.66% — 当日の個別材料は検索では特定できませんでした。同社は天然ガス価格への感応度が高い銘柄です。6月30日にも天然ガス先物の上昇を受けて株価が上昇した例があります。今回もガス関連銘柄への買いが集中したと解釈されます。
  • Lumentum Holdings (LITE): +8.19% — Anthropicの IPO 申請を受けてAI関連買いが再燃し、AI向け光通信部品を手がける同社にも買いが入ったとみられます。同社は今年、NVIDIAとの20億ドル規模の提携が報じられるなど、AIインフラ関連として注目されてきました。
  • Itaú Unibanco (ITUB): -20.37% — ブラジル大統領選の決選投票でルラ氏が得票率51.8%でボルソナロ氏(48.2%)を破り、4期目の当選を決めました。ブラジル株式市場は急落し、ボベスパ指数は約14%安と報じられています。取引開始直後にはサーキットブレーカーが発動しました。財政や金利の見通しに敏感な銀行株が特に大きく売られました。
  • Nu Holdings (NU): -16.95% — 同社の個別材料は確認できませんでした。ブラジルを中心に事業を展開するデジタル銀行で、同国の財政・金利見通しの悪化と、ブラジル関連ADR全般の急落に連動して売られたと解釈されます。
  • Petróleo Brasileiro (PBR-A): -15.43% — ルラ氏の勝利を受けたブラジル株の急落に連動しました。国営企業であるため、政策運営への不透明感が嫌気されたとみられます。同社のもう一つのADRであるPBRも-13.99%と下落しました。

為替・金利動向

米10年国債利回りは5%近辺で推移し、Investing.comやSchwabの報道では4.99%と伝えられています。報道によっては終値が5%を下回ったとされます。9月の利上げ後も、利回りは9月下旬から10月初旬にかけて2000年代以降の高水準圏にありました。

ドル円とドルインデックスについては、今回の検索では当日の確認できる数値が得られませんでした。そのため具体的な数値は記載しません。ブラジル・レアルは大統領選の結果を受けて軟調だったとみられますが、具体的な数値は確認できていません。

今後の注目点

今週はFRBの政策決定が予定されています。市場では、9月の利上げを受けて今回は金利据え置きが広く予想されていると報じられています。あわせて、大手テクノロジー企業を中心に決算発表が集中する週です。

AnthropicのIPOに関する続報も、AI関連株の動向に影響しうる材料です。ブラジルについては、ボルソナロ氏が結果の無効化を求める方針を示しており、政治情勢と財政運営への警戒が続く見通しです。ルラ氏の就任は2027年1月5日とされています。

具体的な経済指標の発表日程は、今回の検索では確認できませんでした。