本日の東京株式市場は買いが先行し、日経平均株価は前日比524円高の5万9349円で終了した。前週末20日の米国株式市場ではダウ平均が小幅下落、ナスダック総合指数も反落していたが、米国とイランが核協議の再開に向けて準備を進めているとの報道を受けて地政学リスクへの懸念が和らぎ、リスクオンムードが広がった。AI関連株の買いも継続し、取引中には4月16日の史上最高値(5万9518円)を一時超える場面もあった。ただしTOPIXは−0.18%と小幅安で、大型株の一角に売りが出たことで指数ごとにばらつきが生じた。グロース250指数は+0.37%と小幅上昇し、新興成長株も堅調に推移した。
日経平均524円高、AI・米イラン協議期待が追い風
2026年4月21日の東京株式市場で日経平均株価は前日比524円高(+0.89%)の5万9349円で取引を終えた。AIラリーの継続に加え、米国とイランが再協議に向けた準備を進めていると伝わったことで投資家心理が改善。取引時間中には4月16日に記録した史上最高値(5万9518円)を一時上回る場面もあった。一方、TOPIXは−0.18%とわずかに下落し、指数間で明暗が分かれた。
市場概況
セクター動向
半導体・電子部品セクターが全般に強含んだ。イビデン(4062)が+10.29%、日電子(6951)が+11.10%と大幅高となり、AI・データセンター需要を背景とした買いが集まった。フィンテック・SaaSセクターではマネーフォワード(3994)が好決算を受けて+11.02%高。小売セクターではノジマ(7419)が好業績を背景に+14.18%の大幅高となった。一方、ディスプレイ関連のJDI(6740)が−13.33%と急落するなど、業績懸念が残る銘柄は売りに押された。証券セクターもアイザワ証券グループ(8708)が−9.44%と売られた。
注目銘柄
- ノジマ (7419): +14.18% — 2026年3月期第3四半期決算で売上高が前年同期比15.8%増、経常利益が同29.4%増と大幅増収増益を達成。好業績を受けた買いが集中した。
- 武蔵精密 (7220): +13.24% — 本田技研工業系の自動車部品メーカー。本日の具体的な材料は検索では確認できなかったが、全体相場の上昇に乗じた買いが入り大幅高となった。
- 日電子 (6951): +11.10% — 電子顕微鏡・分析機器メーカー。AI・半導体分野での設備投資拡大期待を背景に買いが膨らんだ。
- マネフォ (3994): +11.02% — 2025年12月〜2026年2月期の営業損益が黒字転換(1億6800万円の黒字)、売上高も前年同期比25%増と高成長を維持。株主優待の新設も好感された。
- Jディスプレ (6740): -13.33% — ジャパンディスプレイ。本日の具体的な売り材料は検索では確認できなかったが、業績・財務への懸念が残る中で大幅安となった。
為替・金利動向
本日のドル円については株探のデータで「データなし」となっており、確定レートは未確認。本日の相場では米国とイランの協議再開期待が広がり、円相場は比較的落ち着いた動きだったとみられる。日本の長期金利(10年国債利回り)についても本日の確定値は検索で確認できなかった。為替・金利の詳細は各金融情報サービスの最新データを参照されたい。
今晩の米国市場の注目点
米国とイランの核協議再開に向けた進捗が引き続き注目される。前日20日の米国株式市場ではダウ平均が小幅安、ナスダックも反落していたため、本日(日本時間21日夜)の米国市場が反発できるかが焦点となる。AI・テクノロジー大手の決算発表シーズンが続いており、各社の業績見通しや設備投資計画が市場の方向性を左右する可能性がある。経済指標については本日米国時間に発表が予定されているものがあれば要確認だが、検索では具体的な指標名は確認できなかった。地政学リスクの緩和が継続するかも注視が必要。
