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米国市場4/22 07:02 JST 時点のデータ

米国株小反落、米イラン協議の不透明感で売り

2026年4月21日の米国株式市場は主要3指数がそろって小幅下落。米・イランの和平交渉が停滞し、副大統領バンス氏の協議参加停止が伝わり投資家がリスク回避姿勢を強めた。S&P500は0.63%安の7064.01、ダウは0.59%安の49149.38、ナスダックも0.59%安の24259.97。VIXは3.34%上昇の19.5。アップルのCEO交代発表やアマゾンのアンソロピック追加投資も注目を集めた。

S&P 500
7,064.01
-0.63%
NYダウ
49,149.38
-0.59%
NASDAQ
24,259.97
-0.59%
VIX
19.50
+3.34%

市場概況

2026年4月21日(火)の米国株式市場は主要3指数がそろって下落。米・イランの和平交渉が停滞しているとの報道が投資家心理を悪化させた。副大統領JDバンス氏のイラン協議参加が一時停止されたと伝わり、停戦期限を翌22日に控えて不確実性が高まった。S&P500は7064.01(前日比−0.63%)、ダウ平均は49149.38(同−0.59%)、ナスダック総合は24259.97(同−0.59%)で引けた。VIXは19.5と3.34%上昇し、市場の警戒感がやや高まった。なお引け後にトランプ大統領はイランから提案書が提出されるまで停戦を延長すると発表した。

セクター動向

AI・半導体関連ではアマゾンがアンソロピックへの追加投資50億ドルを発表したことで一部銘柄が買われ、AI向け接続チップを手掛けるAstera Labsが+9.20%と大幅高となった。テクノロジーセクターではアップルがティム・クックCEOの9月1日付退任とジョン・テルナス氏への交代を発表し注目を集めた。金融セクターはノーザン・トラストが+8.02%と上昇をリード。一方、消費関連のトラクター・サプライが−11.69%と急落し消費者セクターが軟調。暗号資産関連のサークル・インターネット・グループが−9.72%、核エネルギー関連のOkloが−8.10%と下落。金鉱株のアラモス・ゴールドも−9.01%と売られた。

注目銘柄

  • アビス・バジェット・グループ (CAR): +17.27% — 当日最大の上昇率を記録。Web検索では具体的な要因を確認できなかった。
  • アスタラ・ラボズ (ALAB): +9.20% — アマゾンがアンソロピックへの追加50億ドル投資を発表し、AI向け接続半導体への需要拡大期待から買いが集まった。
  • ノーザン・トラスト (NTRS): +8.02% — 金融セクターをリードする大幅高を記録。Web検索では具体的な要因を確認できなかった。
  • トラクター・サプライ (TSCO): −11.69% — 当日最大の下落率を記録。Web検索では具体的な要因を確認できなかった。
  • サークル・インターネット・グループ (CRCL): −9.72% — 暗号資産・ステーブルコイン関連銘柄として売りが優勢。Web検索では具体的な要因を確認できなかった。

為替・金利動向

米・イランの地政学的緊張の高まりを背景にリスク回避の動きが見られた。トランプ政権のFRB議長候補であるケビン・ウォーシュ氏が上院銀行委員会で証言を行い、「インフレは選択であり、FRBはその責任を取るべき」と発言し、金融政策の正常化への姿勢を示した。当日のドル円レートおよび米10年国債利回りの具体的な終値はWeb検索で確認できなかった。

今後の注目点

アップルは4月30日に2026年第2四半期決算を発表予定で、ティム・クックCEO在任中の最後の決算報告となる見込み。米・イランの和平交渉の行方は引き続き市場の重要テーマで、トランプ大統領が停戦を延長したことから交渉の進捗が注目される。FRB議長候補ケビン・ウォーシュ氏の上院承認プロセスの動向も焦点。アマゾンとアンソロピックの提携深化がAI関連銘柄全体に与える影響も継続して注目される。