5月14日の米国株式市場は主要3指数がそろって上昇し、S&P500と主要指数が最高値を更新した。S&P500は0.77%高の7,501.24、ダウ平均は0.75%高の50,063.46と心理的節目の5万ドルを回復し、NASDAQ総合は0.88%高の26,635.22と堅調に推移した。恐怖指数(VIX)は3.41%低下の17.26と落ち着いた水準を維持した。
最大の押し上げ要因はCisco Systemsの好決算で、2026年度第3四半期のAIインフラ向けハイパースケーラー受注残が50億ドルから90億ドルへと急拡大したことが材料視された。また、米中首脳・閣僚レベルの会合を受けた地政学的緊張の緩和がリスクオン地合いを醸成した。AIチップメーカーCerebras Systemsは185ドルのIPO価格に対してNASDAQに上場初日68%高で取引を終え、55億5,000万ドルを調達する2026年最大のIPOとなった。市場は3月下旬以来、約13%の急上昇局面を継続しており、これは2020年4月以来の最大の上昇ペースとなっている。
