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日本市場8/28 20:32 JST 時点のデータ

日経反発273円高、AI・半導体高でグロース急伸

28日の東京株式市場で日経平均は反発し、前日比273円58銭(0.41%)高の66405円56銭で終了。前日の米ハイテク株高を受けAI・半導体関連が物色されTOPIXも続伸、東証グロース250は3.16%高と大幅上昇した。個別ではオアシスの保有比率上昇を思惑視したインフォマートが急伸する一方、配当権利落ちの松屋が値下がり率トップとなった。

日経225
66,405.56
+0.41%
TOPIX
4,146.71
+0.72%
グロース250
823.16
+3.16%

市場概況

28日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比273円58銭(0.41%)高の66405円56銭で取引を終えた。前日27日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、東京市場でも人工知能(AI)・半導体関連の一角が買われ、日経平均の上げ幅は一時700円を超える場面もあったが、上値の重い展開となった。TOPIXは前日比0.72%高の4146.71と日経平均以上の上昇率で続伸し、値がさ半導体株だけでなく市場全体に買いが広がったことを示した。東証グロース市場250指数は3.16%高の823.16と大幅高となり、中小型グロース株への物色が際立った1日だった。日経平均寄与度ではアドバンテストやリクルートホールディングスなどが上昇をけん引した。

セクター動向

前日の米国市場でのエヌビディア決算通過や米ハイテク株高を受け、東京市場でも半導体・AI関連セクターに買いが入り、指数の押し上げ役となった。グロース250指数が3.16%高と急伸したことから、SaaS・クラウド関連や情報・通信業など中小型グロース株全般に資金が向かった様子がうかがえ、サイボウズやセグエグループといった銘柄の上昇にもこの流れが波及したとみられる。一方、値下がり上位には松屋やチヨダ、コジマといった小売関連銘柄が並び、配当権利落ちや個別材料により小売セクターの一部が軟調となった。全体としては値がさ株中心の上昇と、個別材料による明暗が交錯する相場だった。

注目銘柄

  • インフォMT (2492): +13.22% — 前日提出の変更報告書でオアシス・マネジメントの保有比率が12.13%から13.40%に上昇したことが判明し、株主価値向上策への期待を思惑視した買いが集中。情報サービスセクター全体の上昇も支援材料となった。
  • サイボウズ (4776): +7.56% — 当日の個別材料は明確でないが、東証グロース250が3.16%高となるなどSaaS・クラウド関連の中小型グロース株全般に資金が向かう地合いの中で、業績堅調とされるクラウド事業への期待から物色が波及したとみられる。
  • Sansan (4443): +6.24% — 7月13日発表の2026年5月期決算で経常利益が前期比ほぼ3倍となり、増配(年間+2.5円)や2027年5月期の大幅増益ガイダンスを示したことを引き続き好感する買いが続いているとみられる。
  • 松屋 (8237): -9.00% — 本日が配当の権利落ち日にあたり、権利落ち分の株価調整が下落率トップの主因。プライム市場の値下がり率ランキングでも首位となった。
  • ACCESS (4813): -5.81% — 当日の具体的な適時開示は確認できないが、同社は過去にIoT事業の国内成長鈍化などを理由とした業績下方修正の経緯があり、事業の伸び悩みへの懸念が根強く重荷となっている可能性がある。

為替・金利動向

28日の東京外国為替市場でドル・円は小じっかりの展開となり、早朝の159円29銭から午後には159円56銭までドル高・円安が進んだ。米インフレ指標の高止まりに加え、ウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派的な見解が意識され、ドル買いが先行した。債券市場では日本の新発10年国債利回りが2.916%となり、長期金利の高止まりが続いている。国内債券先物は126円10銭で取引を終えた。

今晩の米国市場の注目点

28日の米国市場では、日本時間22時45分に8月のシカゴ購買部協会景気指数、23時にウォーシュFRB議長の発言、同じく23時に8月のミシガン大学消費者態度指数(確報値)の発表が予定されている。前日27日はエヌビディア決算を好感してナスダック100が主要3指数の中で最大の上昇率(約+0.72%)を記録しており、その流れが続くか注目される。ウォーシュ議長の発言内容は米長期金利の方向性を左右し、AI関連株を中心とした株価動向に影響を与える可能性がある。