日経平均株価は前日比632円(1.06%)安の59,284.92円で大引けとなり、続落した。下げ幅は午後に一時900円を超えた。TOPIXは1.19%安の3,727.21、グロース250は0.98%安の766.65と主要指数が揃って下落した。
下落の背景は3点。第一に、4月29日(昭和の日・休場)に米国市場で原油先物が急伸し、インフレ長期化への懸念が高まったこと。第二に、この原油高と底堅い米雇用指標を受けてFRBの利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇したこと。第三に、同日の米国市場でメタ・プラットフォームズがAI設備投資の大幅拡大計画(社債4兆円規模発行を含む)を発表したことが過剰投資と受け取られ、日本のAI・半導体関連株に売りが波及したこと。休場中に積み上がった複数の悪材料を一度に織り込む形となり、アドバンテストやソニーGが午後に下げ幅を拡大した。株・国債・円が同時安となる「トリプル安」の様相を呈し、海外短期筋による先物への売りも先行した。
