5月15日(金)の米国株式市場は主要3指数が揃って下落した。S&P500は前日比-1.24%の7,408.50、ダウ平均は537ドル安(-1.07%)の49,526.17、ナスダック総合は-1.54%の26,225.14で引けた。VIXは18.43と前日比+6.78%上昇し、リスク回避ムードが強まった。
下落の主因は三点。第一に、トランプ大統領が習近平国家主席との首脳会談後もイランへの強硬姿勢を崩さず、中東情勢の悪化リスクが意識された。第二に、ホルムズ海峡の供給途絶懸念から原油(WTI)が約109ドルまで急騰し、インフレ再燃への警戒感が高まった。第三に、米10年債利回りが9bp上昇して4.55%(約1年ぶり高水準)に達し、成長株のバリュエーションを圧迫した。テクノロジーセクターではインテルが約7%急落したほか、エヌビディア・AMD・マイクロンも大幅安となった。一方、好決算を発表したFigma(+13.24%)、Atlassian(+8.16%)、HubSpot(+8.13%)などSaaS・クラウド銘柄は逆行高となり、決算材料のある銘柄への選別買いが目立った。
