5月29日の東京株式市場は、前日(5月28日)終値64693.12円から2.53%高の66329.5円で大幅続伸し、TOPIXも1.41%高の3957.17と堅調に上昇した。一方、新興株指数のグロース250は1.64%安の818.37と逆行安となり、大型株への資金集中が鮮明となった。
上昇の主役は半導体・電子材料関連株で、ノムラ証券がSUMCOの目標株価を2270円から4100円へ大幅引き上げたことをきっかけに、300mmシリコンウエハー関連を中心に強い買いが広がった。また、フィックスターズ(Fスターズ)が量子コンピューティングサービスの拡充を発表し、同日IBMが量子分野への大型投資を表明したことが重なり、量子関連テーマ株にも急速な物色が入った。
一方で、三菱自動車が新中長期ビジョン発表後に後場から急落し輸送用機器セクターに重石となった。ドル円は米・イランの停戦延長合意を受けた円高(159円台前半)が進んだが、半導体・AI関連の強い買いが円高の逆風を上回り、指数は大幅な上昇で取引を終えた。
